国政リポートNo.617
「一体改革関連法が成立」 ●このままでは立ち行かなくなる社会保障制度 一体改革関連法案が3党合意に基づいて成立しました。しかし、成立に至るまでの解散含みの国会は、国民に政治不信を募らせる一方です。リーマン・ショック、東日本大震災と続いた危機的状況はまさに国難。この有事に国家国民のために何を成すべきかを考えれば、解散を迫るような党利党略は許されるはずがありません。
●「勇気と感動の涙」にさらなる国の支援必要 日本女子選手の活躍に元気づけられたロンドン五輪。4年を目標に身も心も集中して練習に励む選手にとって、我が国は他国と比べ国の強化支援が低すぎるような気がします。
●エネルギー政策を日本再生戦略の柱に 67年前の8月6日広島に、そして9日には長崎に原爆が投下されました。日本は人類史上唯一の被爆国として、核の廃絶と平和の尊さを全世界に訴えていく重要な立場にあります。非核3原則(持たず、造らず、持ち込ませず)を堅持しながら、平和な日本をつくり上げなければなりません。折しも67年後の今、私たちは大震災による福島原子力発電所事故によって、改めて核の平和利用と安全性について問われることになりました。
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