闘い続ける 前・衆議院議員田中けいしゅう

国政リポートNo.561
2010年6月23日

 

        「確実に出始めてきた政権交代の成果」




●あまり報道されない 審議遅れの理由

 22年度予算案を経た国会が閉会し、ここで菅内閣に対する不信任決議案が提出されてしまいました。
 予定時間を大幅に超え、会期延長が通らなかったことなど、不信任理由を11項目も並べ立てた野党議員。延長して委員会を開いたとしても、審議を意図的に遅らせる動きは私が委員長を務める内閣委員会でも顕著に行われていて、同じことを繰り返すだけではないでしょうか。  この委員会で野党は国家公務員法改正案に対案を提出しながら審議には殆どの委員が欠席。事前調整のための理事懇にも顔をださず審議は遅れるばかりでした。
 テレビなどの報道機関が入る採決のときだけ委員全員を並べ、その上、持ち時間を大幅に超えて質問を続ける野党委員。委員長の私が再三注意を促した上の採決にも強行採決だと決めつけて解任決議案が出されてしまいました。  強行採決の事実だけが報道され非難の的になりましたが、その後、採決に至った経緯が報道番組で取り挙げられ、支援者からは「採決が強行にはあたらないことがよくわかった」と、理解をいただきました。
 閉会最終日の本会議でも与野党合意を守らずに時間を遅らせるなど野党には国会運営で幾度もつまずきを生じさせられ、法案成立率の低さの原因にもつながっていることは殆ど知らされていません。

 

●税金のムダ遣い 徹底的な全廃を

 国会では、昨年8月の選挙で示した公約(マニフェスト)を実行するための努力を続けています。しかし政治とカネ、普天間問題が議論の的になってしまい、マスコミもこの問題を連日取り挙げ、国民の暮らしに直結する178項目の公約については、財源不足から部分的に社会実験となった高速道路の無料化や子ども手当の半額支給を公約違反だと決めつけるなど、マイナス面だけが強調されることとなってしまいました。
 既に約85%が着手し約20%が実行段階に入っています。年金記録の照合、高校の授業料無償化、そして母子加算手当の復活、診療報酬見直しでの医療費改定、小児科医療、妊産婦や患者のたらい回しなど改善に向けての取り組みも、農業問題での戸別所得保障制度や食の安全、自給率アップも着実に進んでいます。
 また、自民党政権下で続けられた戦後行政に対する大掃除は、事業仕分けでわかるように税金のムダ遣いが明らかになり、このムダが国家財政を悪くする一因にもなっているのです。44兆円の赤字国債をさらに増発することはできません。「税金のムダ遣いは1円たりとも許さない」この姿勢を断固進めていきます。
 中身が明かされない特別会計の見直しにも着手し、結果を出していかなければなりません。底をついたといわれる埋蔵金にも、その実態は役人からの報告に頼るだけで、本格的に手がつけられているか疑問です。
 役人の天下り、裏下り問題にもさらに切り込んで、ムダの実態究明を進めます。独立行政法人などが貯め込んだ剰余金の存在も事業仕分けで明らかになりました。国庫へ返納させるなど、これも政権交代したから可能になったことです。
 公務員の定数、人件費の2割削減を実現し、勿論私たち国会、そして地方議員も特別公務員である以上これも同様に2割削減していきます。

 

●参議院選勝利で さらなる改革を

 任期満了に伴う参議院選挙が今月24日に公示され、来月11日に投開票が行われます。私たちは参院選を勝利して、自民党政権から続いた官僚政治を民主導の政治へと改革を加速していかなければなりません。
 政権交代の成果が徐々に出始めています。政権を担う間は公約実現をめざし、さらなる努力で強い経済、強い財政、強い社会保障をめざし、この国を立て直していきます。