衆議院予算委員会理事を中心に神奈川県内の商業施設、工業施設などを視察しました。
今回は、望月中小企業庁長官も同行し、各施設や諸団体の代表者などからのヒアリングも行いました。
私の地元・瀬谷区では、昨年30周年を迎えた横浜総合卸センターを視察しました。
立地条件に優れる施設とあっても、建物の老朽化や協同組合であるための融資事業など、避ける事の出来ない問題を抱えており、私や望月長官、各委員からのアドバイスに組合の皆様は真剣に耳を傾けておりました。
また、瀬谷区商店街連合会の石垣会長らもお招きし、現在置かれている「商店街」の厳しい現状のご説明を頂きました。
瀬谷区内はここ数年、マンションや建売住宅の販売が好調で、30-35歳の人口の増加に伴い、0-5歳児の人口も増加傾向にあります。つまり日頃の買い物や生活必需品の購入層が増えているのです。しかし周辺や隣接地域に大型の商業施設があり、本来見込まれる売上げや地域経済の活性に繋がっていないのが現状です。政府や自治体からはコンサルタントの派遣などの制度がありますが、条件などが厳しく、その制度が実際は役に立っていないのが現状なのだそうです。
もっと政府が積極的にこの様な実態を把握し、早急に新しい施策の構築を図るよう、地元活性化に向けて要望していきます。
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